北ドイツのハンブルクでは、毎年、春・夏・冬に移動遊園地がやってくる。
“移動”といっても、その規模は半端ない。
日本で言うところの「普通の遊園地」の規模に匹敵する。
開園時間は15時から夜まで。恒例行事として、老若男女が遊びにやってくる。
もちろん、散歩がてらやってくる犬連れの人々もいる。
犬の天国ドイツだけに、まさか犬用の乗り物もあったりするのかしらとか、
飼い主と一緒にアトラクションを楽しめたりするんだろうかとか。
日本人としてそんなことを考えながらカメラを構えたが、
さすがに犬は乗れなかったので、なぜだか少しだけ安心した。
とはいえ本人(本犬)は、今にも乗り物に乗りたそうではあったが。
ドイツの日常を撮影する筆者は、1982年(戌年)生まれの写真家、タイナカジュンペイ氏。ハンブルクを中心に、氏が切り取るドイツの「ホントの日常」をどうぞお楽しみに。