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川辺には、休日の憩いを楽しみに人が集まってくる。
柔らかな風と陽射しを感じるようになってきたせいか、
凧揚げをする人達も多くいた。
「凧揚げ」と書くと和風な雰囲気が漂うが、
ドイツでも子どもたちには人気だ。
とはいえ、ドイツで凧揚げ。
あまり見慣れない風景なので、上ばかり見ながら歩いていたら、
犬がすごい勢いで何度も自分のすぐ横を駆け抜けていった。
子どものあとに続いて走って、まるで凧揚げに参加しているようだ。
参加というより、凧に咬みつこうとさえしているようにも見えたけど。
いつだって犬は、飼い主と一緒ならなんでも楽しいのだ。
ドイツの日常を撮影する筆者は、1982年(戌年)生まれの写真家、タイナカジュンペイ氏。ハンブルクを中心に、氏が切り取るドイツの「ホントの日常」をどうぞお楽しみに。