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飼い主は、夕方から友人たちと庭でコーヒータイム。
相手にされないので一人で探検だ。
十分に広い庭だから、蝶を追いかけ、草むらに入り、
端から端までめいっぱい使って走り回る。
思い出したように飼い主のところに戻ってアプローチするも、
友人との話に夢中で相手にされない。
いよいよ本当にやることがなくなってつまらなくなってきたころ、
目の前を通り過ぎる人を見つけてしまった。
「遊んでよ」とばかりに軽く吠えるが、相手にされない。
無視されても追いかけて、気づいてもらうまでやめない。
でも庭の端まで達してしまうと、それもおしまい。
次の人が来るのを待つために、急いで元の場所に戻る。
何度も何度も、飽きることなくてやっていて、
彼にとってはこの遊びが一番面白いみたいだ。
ドイツの日常を撮影する筆者は、1982年(戌年)生まれの写真家、タイナカジュンペイ氏。ハンブルクを中心に、氏が切り取るドイツの「ホントの日常」をどうぞお楽しみに。