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大きな街ともなれば、人の往来はとても激しい。
あらゆる人種・国籍・職業の人が集まって、
それぞれの目的を持って通りを歩く。
すれ違いざまに目がちらりと合えば、
笑顔を返してくれることだって多い。
知らぬ間柄でも挨拶を交わすし、
ときには立ち止まって会話が始まったりもする。
そんなざわついた往来の合間でも、
さも自分もその一員だといった風情で、犬が歩いている。
日本では、こんな街の真ん中で犬を見かけることは少ないので、
本当にどこにでもいるんだな、と妙に感心してしまう。
ドイツの日常を撮影する筆者は、1982年(戌年)生まれの写真家、タイナカジュンペイ氏。ハンブルクを中心に、氏が切り取るドイツの「ホントの日常」をどうぞお楽しみに。