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ドイツでの散歩は、
家から出てお決まりの散歩コースをこなして、
トイレを済ませて来た道を戻る……ということではない。
犬とはこういう関係ではなくてはならない、
犬との散歩はこうするべきだ、
そういうことを考えているわけではないのだ。
あくまでも自然体で、ウンウンと考えて行動するよりも、
お互いが気持ち良く過ごせることを、
ごく当たり前にやっているような気がする。
いつも急ぎ足だった自分の散歩を省みると、
ちょっと面倒だと思ったり、疎ましく感じていたりしたのかもしれない。
こういう光景に出会うと、気付かされる。
ただ一緒に過ごすことが、何よりも大切なんだ、と。
ドイツの日常を撮影する筆者は、1982年(戌年)生まれの写真家、タイナカジュンペイ氏。ハンブルクを中心に、氏が切り取るドイツの「ホントの日常」をどうぞお楽しみに。