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徐々に日照時間も長くなってきて、
冬がしぼんでくると太陽の光を感じやすくなる。
それまでは、色がないような枯れた景色ばかりで、
心も体も温まるようなことばかりを想像したけれど、
ようやく少しずつ、世界に「色」が戻ってきた。
佇んで景色を眺めていても、
湖のゆるやかな波を追いかけていても、
春の目覚めを感じてやまない。
などど感慨にふける飼い主をよそに、
犬の興味は季節の変化なんかお構いなし。
でも、そっちの方がはるかに自然的だな、とも思える。
ドイツの日常を撮影する筆者は、1982年(戌年)生まれの写真家、タイナカジュンペイ氏。ハンブルクを中心に、氏が切り取るドイツの「ホントの日常」をどうぞお楽しみに。