犬であろうが猫であろうがフェレットであろうがコオロギであろうが、共に暮らす動物はその人にとってとてもとても大切な存在であって(知人の小さい息子さんは、大事に飼ってたバッタが死んだときにショックで学校を数日休んだらしい)、その存在の大きさは、ほかの誰にも理解できないものだと思う。
生きている存在であっても、すでにこの世にはいない存在であっても、それらの日々は、共に暮らしている(いた)飼い主にとっては大事な大事な、お金ごときでは買えない「何か」であって、みんなそれを心にたくさんしまっておいて、ツラくなったらときどき出してきて眺めてニヤリとしたり、じわっとしたり、そしてまた心の奥にしまったり……そういうものですよねきっと。
そんな皆さんの大事なストーリーを、いまアニマル・ドネーション(アニドネ)が大募集中だ。とはいえ、原稿用紙5枚とかA4用紙びっちりとか、そんなご大層なものじゃなくて、ペットとあなたの素敵なお話に写真を添えて送るだけ。
こういうときってやはり泣ける話が多いのかもしれないけど(そしてそれを読んで泣いてしまうのも事実だけど)、「ふふ」ってなるストーリーや、笑えるストーリー、ちょっとほんわかするストーリーなど、あなたとペットにまつわるお話ならなんでもOK。実際にサイトを見に行けば分かるけれど、1冊の本になるような感動的な話だったり、誰もが涙を流して止まらない悲劇のストーリーだったり、そういうものじゃなくてもまったく問題はない。一つ一つが、その人にとっての大事な大事なストーリーなのだから。
Story with PET 〜素敵なお話大募集 公式サイト
……で、わざわざアニドネがそういうイベントを開催しているということは、もちろん「寄付」が絡んでいる。なんと、この皆さんの投稿1件につき「1000円」がアニドネから寄付されるのだ。愛犬とのストーリーを送ってくれたら抽選で10名様に……みたいなイベントはたまに見かけるけど、愛犬とのストーリーを送るだけで自動的に1000円寄付できるイベントを開催するのは、たぶんアニマル・ドネーションだけ。寄付総額の上限は50万円と決められているので、つまり500件の投稿が目標となる。
しかもそれだけでは終わらない。この企画趣旨に賛同してくれた、映画「駅までの道をおしえて」(原作:伊集院静、今秋公開予定)のスタッフ達が、投稿されたストーリーの中から1作品を選び、映像化してくれるというのだ。これは……なかなかすごい。
投稿された写真が映画の公式サイトに載る可能性があったり、ほかにもいろいろ書きたいことはあるが、重要なことは「1件につき1000円が寄付される」ということ。そしてもっとも重要なことは、記事の冒頭で「いま大募集中だ」とか書いているが、実は締め切りが4月26日だということ。あと4日!(気づくのが遅れました……)
原稿執筆時点(4月22日正午)ではすでに441投稿があるので、あと59投稿。皆さんのストーリーで達成して、ぜひ50万円を寄付してほしい。投稿前にはちゃんと公式サイトには目を通してほしいけど、ここにも注意点だけは書き写しておこう。
■Story with PET 〜素敵なお話大募集
*期間
2019年3月4日〜4月26日
*文章について
最大全角1000文字まで
*画像について
・写真はJPG形式で10MB以内
・投稿された写真は正方形にトリミングして表示されます
・投稿された写真・メッセージはすぐにサイトに反映されます
・一度投稿した写真や文章の、削除や修正はできません
・各種絵文字には対応していません
*期間
2019年3月4日〜4月26日
*文章について
最大全角1000文字まで
*画像について
・写真はJPG形式で10MB以内
・投稿された写真は正方形にトリミングして表示されます
・投稿された写真・メッセージはすぐにサイトに反映されます
・一度投稿した写真や文章の、削除や修正はできません
・各種絵文字には対応していません