キサンタンガムの粘着性のあるハイドロコロイドは、ソースやドレッシングなど食品の増粘剤として使われ、使用量上限のない食品添加物に指定されている。人間の体では代謝できず、一部が腸内細菌に分解されるに留まることから食物繊維であるともいえるが、食物繊維供給源としては使用されない。犬では摂取量が多くなるにつれ軟便や下痢が見られることから、無毒である量は0.25mg/kg体重とされている。1)
食品以外では、ローションやシャンプーなど化粧品にも用いられる。キサンタンガムをほかのガム類(こんにゃく、ヒアルロン酸、ハイドロキシエチルセルロースなど)と混ぜて使用すると粘性が上がる。
1)日本医薬品添加剤協会「キサンタンガム」
http://www.jpec.gr.jp/detail=normal&date=safetydata/ka/daki1.html