フィッシュフレーバーという名称でも「天然(あるいはナチュラル)」という名称がついていなければ、天然の魚からの成分は含まれず合成のものである可能性が否定できないが、合成のフレーバーは天然の魚の持つ独特の香りを分析のうえ調合して作られたもので、香り成分の化学構造は両者とも同じである。
天然の香料は原料によって製品のばらつきがあるうえ価格が高めで、合成の香料は大量に安定した製品を作ることが出来るので安価である。
なおフレーバーには脂肪酸や油脂が含まれているが、使用量は少なく、また香りによって犬の嗜好性を高めるために加えられるものであって栄養学的価値はない。
1)食品衛生法(昭和二十二年十二月二十四日法律第二百三十三号)第四条 3
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO233.html