カラメルとは語源であるスペイン語の「caramelo:焼けた砂糖」そのまま、砂糖の結晶を加熱して作られるものである。プリンのソースなどで有名。砂糖の結晶を炒ると、砂糖は熱によって水と炭素に分解・構造変化を起こし(焦げ)て茶色い色が付き、また同時にカラメル独特の砂糖の焦げ臭がつく。砂糖が茶色のいわゆる「カラメル色」になるには143-160度の高温が必要とされ、焦げの度合いによって甘さと苦さの調節が行われる。
カラメルの原料は砂糖だが、カラメルを色素としてフードを着色するために使用される量は極めて少なく、栄養価はほとんどない。また、犬は食べ物に対する認識の仕方がヒトとは異なるため、ドッグフードに着色をしても犬には意味がなく、ドッグフードの彩りをよくし美味しそうに見せることは犬のためではなくむしろ飼い主へのイメージ的なアピールにすぎない。