豚の心臓にはタンパク質約16%、脂肪約7%が含まれる。ナトリウム量は、脂肪量が同じ赤身肉(68mg/100g)に比べて少々多めの80mg/100gで、軟骨(120mg/100g)や腎臓(160mg/100g)よりも含まれる量が断然少ない。心筋は筋肉と同じ横紋筋で、良質のタンパク質源。筋肉よりも筋繊維が密で、歯ごたえがある。
日本ではまだオーエスキー病(別名:仮性狂犬病、届出義務指定の伝染病)が清浄されていないため1)、感染の危険から豚肉を生で犬に与えることはするべきでないが、加熱をすればウィルスは死滅するため問題はない。
1)農林水産省 オーエスキー病の浸潤地域
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/eisei/e_ad/pdf/ad_maptable_121009.pdf