バッファローは、別名アメリカンバイソンとも呼ばれる、北アメリカに生息する野生の牛の一種である。乱獲により20世紀初頭には1000頭以下となり絶滅の危機に瀕したが、その後の保護プログラムにより数が回復してきた。現在ではすでに50万頭生息すると推測されていることから、増えすぎと思われるバイソンを、アメリカでは近年食肉などに活用しはじめた。
内臓と呼ばれるのは、肝臓、心臓、腎臓、反芻胃(別名トライプ)などで、一般には屠畜後の食肉(枝肉)加工の副産物である。バッファローの内臓の栄養価に関わる正確なデータはとくに公表されていないが、例えばレバーは鉄分や銅などの微量元素、心臓や腎臓はナトリウム、反芻胃は脂肪酸といったように、それぞれ犬の自然な食餌には欠かせない多くの栄養素を筋肉(赤身肉・枝肉)よりも多く含んでいる。その質は飼養環境(野生の場合は生息環境)や投薬物によって左右される。