
七面鳥のレバーには脂肪分5-15%(飼育状況により異なる)、タンパク質約22%が含まれ、また他の動物種のレバー同様ビタミンAを豊富に含む。
レバーは心臓などの内臓、そして犬の食餌の中心となるササミを含む胸肉やモモ肉などの正肉と同じくリンを多く含むため、その量に伴い骨やミネラル剤などを加えてカルシウムとのバランスを取ることに気を配らなければならない。
なによりもレバーは七面鳥の臓器の中でも解毒を行う器官であり、飼育期間中に七面鳥に投与された薬物や鶏が摂り込んだ物質の代謝が行われる場所である。飼育環境がレバーの質として反映されやすいだけでなく酵素が豊富なことから、できるだけ良質で新鮮なものを選びたい。