アレルギー源
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動物性のエキスまたは煮汁(スープやブイヨンも含まれる)は、加熱煮出しあるいは酵素によるタンパク質分解で、アミノ酸やペプチドなどの旨味だけを抽出して濃縮した、天然の旨味調味料だ。タンパク質が分解されているためにアレルゲン性は低いが、ゼロではないところには注意が必要だ。
ダックとは日本語でカモのことで、その肉は脂肪分が非常に少なく、タンパク質含有量が高いことが特徴だ。しかもその脂肪分の3分の2は、犬の体に必須の不飽和脂肪酸であり、鉄分や水溶性ビタミンも多い、良い原材料だといえる。
マガモを家畜改良したのがアヒルだが、マガモとは違い、肉の40%は脂肪分で、タンパク質は12%ほどしか含まれていない。しかしその脂肪分は、マガモ同様に約3分の2が犬に必須の不飽和脂肪酸で、中性脂肪を多く含む牛脂やラードに比べて良質な脂肪だといえる。