アレルギー源
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植物の根が太い塊になっているものを「いも」と呼ぶが、生産量や加工のしやすさなどから考えて、主に使われるのはジャガイモとサツマイモだと思われる。いも類はそのほとんどは炭水化物で、タンパク質は2%ほどしか含まれていない。
私たちの食卓だけでなく、ドッグフードの原材料においてもよくその名を見かけるのが、ジャガイモ(ポテト)。成分のほとんどは水分で、それ以外は炭水化物、タンパク質、ミネラル類、ビタミン類と続くが、タンパク質は植物性の中では生物利用価が高く、加熱してもビタミンCは壊れない。
ジャガイモからデンプンを工業的に分離精製するときに生じる”上澄み”に含まれるタンパク質を濃縮乾燥させたものが、このジャガイモタンパク(ポテトプロテイン)。言うならば、ジャガイモデンプンの副産物だ。