
ヒラマメはグリーンピースや鞘豆(さやまめ)などよりも消化が容易で、またそれらに比べてタンパク質含有量が高いため、ベジタリアンの間では貴重なタンパク質源とされる。レンズ豆のタンパク質は小麦のタンパク質と1:3で合わせて摂ることで、その体内での利用度が高まる。そのほか、豆類としては平均含有量以上の亜鉛を含んでいる。
生のヒラマメは、ほかの豆類同様に天然の防虫抗菌成分で有害物質のレクチン(Lectin)などを含むため、必ず水に長時間浸した後に炊いて無毒化しなければ、下痢や嘔吐などの中毒症状の原因となる。