
さやいんげんは、β-カロチンや葉酸を多く含み、またいんげんの莢(さや)にはファゼオリ・ペリカルピウム(Phaseoli pericarpium:インゲンの皮という意味)という利尿効果のある物質が含まれる。しかし、ほかの豆類同様に生のインゲンにも有害糖タンパク質のファシン(Phasin)が含まれるため、食べるためには必ず加熱し、ファシンを無毒化する必要がある。ちなみに、インゲンを茹でるときに出てくる泡状の灰汁はサポニンによるもので、インゲンにはこのほかタンニンとレクチンといった天然の防虫抗菌成分も含まれるが、それぞれ水につけることで流出するので食べる前に茹でるのが良い。