薬味として食卓で重宝するシソ科シソ属の青シソ(学名Perilla frutescens var. crispa f. viridis Makino)または大葉は、家庭でも簡単に育てられる日本の香草の一つ。葉と種子が食用とされる。
シソから採れる精油はペリラアルデヒドが多く含まれ、吐き気や胃もたれ、消化不良、風邪そして喘息症状に効くといわれている。その他フラボノイド、植物性ステロール、ロスマリン酸なども含まれる。
種子から採れるしそオイルには、不飽和脂肪酸のα-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)が約60%含まれているほか、リノール酸(オメガ6系脂肪酸)とオイル酸(オメガ9系脂肪酸)を含み、それぞれの比率が4:1:1で理想的であるといわれる。
また精油の主成分ペリラアルデヒドは、アレルギーの原因となる傾向が強い。